楽ちん住宅
何度かメールでやり取りした後、2023年11月に千葉県茂原の楽ちん住宅さんを初訪問。担当者は若い女性の方で非常に丁寧で明るく、なんと手書きのタイムライン(施工開始から引っ越しまでの予定表)まで作って頂いた。
このタイムライン、今までスケジュール感がぼんやりしていたけど、「引っ越しの希望時期から逆算して、いつまでに何をすべきか」が可視化されたのは本当に助かった。素人には分かりにくい実際の工期が明確になり、一気に家を建てる実感が湧いてきた。
1,000万円安いのに… 超えられなかった「間取りの壁」
楽ちん住宅さんは平屋専門のローコスト住宅と謳っているだけあって、本当に平屋がローコスト。並行して打ち合わせを始めたAC HOUSE(仮名)の初回見積もりと比べると、同じ2LDKで広さが若干広いのにもかかわらず、なんと1,000万円も安い!
…が、しかし。何度打ち合わせを重ねても希望の間取りにならないという大きな壁が。改良に改良を重ねて8パターンも作ってもらったがどうしても納得のいく間取りにならない。

↑↑(マイホームクラウドで作った希望の間取り)↑↑
↓↓(提案された間取りの2例)↓↓


「企画型住宅」の特徴と相性
後から気付いたが、どうやら楽ちん住宅さんは「区分け」すると、注文住宅と建売住宅の中間に立つ「企画型住宅」のハウスメーカー。これはあらかじめ決められた大枠に沿って間取りや建具、外壁材なんかを変更したりするパターンで、大枠の規格に沿ってさえいれば外壁をガルバにしたり戸を引き戸にしたりとオプションは豊富。ただ自分のように「各部屋のサイズや配置まで指定したい人」には向いていないようだ。この大枠の縛りにさえ乗れれば価格は非常に魅力的で標準の建材なども決して悪くない。ローコストメーカーを探していて企画に合った土地を持っているか、企画に合わせた土地を探せる人で施工エリアに入っていたら悪くない選択だと思う。
断念とお別れ、そして「相見積もり」の大事さ
結局、2月末までの3か月ぐらいやり取りしたけど「間取りが合わない」という一番のネックはどうしても最後まで解消できず。ましてや自分が希望している造作の「木格子雨戸」の設置は聞くまでもなく無理。
値段がかなり魅力的だったので「妥協してしまおうか?」とも一瞬考えたが、一生物なのでそこは妥協せず楽ちん住宅さんとは泣く泣くお別れ。
非常に残念だったけどこの比較検討があったからこそ、本命であるAC HOUSEさんとの話を進める上での良い基準(競合相手)になった。やはり1社に絞らず、相見積もりを取って比べることの大切さを実感した。
申込金はしっかり返金された
最初に「申込金として10万円頂きます」と言われたときは「え?」と思った。住宅業界では常識のようだが初心者だった私からすると「見積もり作るのにお金がかかるの?」と。
楽ちん住宅さんでは最初に10万円の申込金が必要だけど、解約した場合は全額返金(本契約時は建築費に充当)される。逆に後から考えたら返金されるのは珍しいパターンだった。自分の時も迅速に返金対応してもらったので、その点も非常に誠実なメーカーさんだと思う。
ハウスメーカー選びの教訓
(これ大事)どんな場所にどんな家を建てるとしても共通するハウスメーカー選びの基本は…
- 自分の土地が「施工可能エリア」に入っているか:エリア外だとそもそも建てられない。自分の場合はネットで施工エリアからハウスメーカーを選んでからメールで10社ほど直接問い合わせた。また前出の紹介業者に相談もした。
- メーカーの特色:予算と譲れないこだわりを明確にしてハウスメーカーの立ち位置(ローコスト/ラグジュアリー/フル注文/企画・規格型)と自分のビジョンを合致させる。施主側が目指すゴールとメーカーの得意分野がズレていると、どれだけ時間をかけても噛み合わない。
【参考】当時の見積もり公開
2023年11月頃のものだから今はかなり変わっているとは思うけど、参考までに楽ちん住宅さんでもらった当時の見積もりをアップしておきます。ちなみに原本を基に書式は変更してあります。

↑↑(当時の標準価格)↑↑
↓↓(オプションを入れた価格)↓↓

次号は本命のAC HOUSE(仮名)さんの登場です。楽ちん住宅さんとは3か月ぐらいだったけどAC HOUSEさんとは1年ぐらいやり取りしたから2部構成かな~。


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